津波の被害(ひがい)にあわないためには、「たかいところに逃(に)げること」です。
チリなど、海(うみ)でつながったとおい国の地震(じしん)からおきる津波のときは、警報(けいほう)やニュースの情報(じょうほう)で、すこし余裕(よゆう)をもってにげることができますが、これからの10年間で70%の確率(かくりつ)でおきるといわれている「宮城県沖地震(みやぎけんおきじしん)」でおきる津波は、地震(じしん)のあと、30分くらいでおしよせてきます。
日ごろから地震(じしん)や津波に備(そな)えておくこと、地震(じしん)がおきたときにケガをしないようすること、その後、あわてずに、たかいところに逃げることが大切(たいせつ)です。
準備(じゅんび)しておこう
なにかあったら、すぐに逃げられるように日ごろから備(そな)えておこうね。
- ライト(懐中電灯)
- きがえ
- たべもの
- 水(みず)
- くすり
- ラジオ
ほかにもひつようなものがないか、みんなで考えみよう。
地震(じしん)にそなえて、自分のへやを見なおそう!
自分のへやのようすを書(か)いて、先生や友だち、家族(かぞく)と一緒(いっしょ)に、どうすればいいのかを考えてみよう。下の絵をさんこうにして、寝(ね)ているときに地震(じしん)きても、ケガをしないへやにしよう。
「家具などが倒れないように」「もし倒れてきてもケガをしないように」「ものが落ちてこないように」
地震(じしん)や津波がおこったら
- つよい地震(じしん)をかんじたら、つくえの下などにかくれて身(み)をまもったり、海のそばからすぐににげる!
- 地震(じしん)をかんじなくても、津波警報(つなみけいほう)がだされたら、海のそばからすぐにげる!
- 落(お)ちてくるものでケガをするので、頭(あたま)をまもってにげる!
- 津波は何回(なんかい)もおそってくるので津波警報(つなみ)解除(かいじょ)までは、海にちかづかない!
- テレビやラジオ、ぼうさいむせんで、正しい情報(じょうほう)をきくこと!