みなさんは、津波のことや気仙沼(けせんぬま)と津波の歴史(れきし)について、いろいろとわかったのではないかとおもいます。でも、ただ、わかっただけでは、津波への備(そな)えは十分(じゅうぶん)ではありません。
フィールドワークで防災調査(ぼうさいちょうさ)をしてみよう
これまでに学んだことをいかして、津波や地震などの災害(さいがい)がおきても身をまもれるように、自分の家や学校のちかくをしらべてみよう。
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いろいろな時間(じかん)や場所(ばしょ)を想像(そうぞう)してみよう
地震や津波などの災害は、いつおきてもおかしくありません。
フィールドワークに行く前に、いろいろな時間(朝や夜中)や季節(夏や冬)、津波におそわれる場所(ばしょ)などを想像(そうぞう)して、みんなで話しあって、どこを調べに行くのかを決めよう。
どんなところがあぶないか、どこなら安全か、どこに にげればいいのかをしらべておけば、いざというときに大人の人がいなくても自分の身を守ることができます。
上級生(じょうきゅうせい)のみんなは、自分たちだけはなく、家族(かぞく)のことやお年寄(としよ)りや体(からだ)の不自由(ふじゆう)な人など周(まわ)りの人のことも一緒にかんがえてみよう。
こんなところに気をつけてみよう!
フィールドワーク(ぼうさいちょうさ)をするときは、このようなところに気をつけてみよう。
あぶないところの例
たおれそうなブロックべい、おちてきそうな かわら屋根、われそうな窓ガラス、津波がおそってきそうなところ、くずれそうなガケ など
![]() ブロックのひびわれ |
![]() 瓦(かわら) |
![]() ガラス、瓦(かわら) |
![]() 津波が入ってきそうな場所 |
![]() 崖(ガケ) |
安全なところ・ひなんするところ(にげるところ)の例
津波がとどかない高いところ、ひなん所となっている学校などのたてもの、ひなん場所となっている広場やグラウンド、ひなんビルとなっている建物 など
![]() けんのごうどうちょうしゃ |
![]() ちゅうおうこうみんかん |
![]() エースポート |
※ どこまで津波がおそうと考えられているかは、気仙沼市防災マップを見て、かくにんしておきましょう
むかしの災害についておしえているもの
気仙沼には、かこにおそわれた津波のあとがたくさんのこされていますし、目印(めじるし)になる標識(ひょうしき)や看板(かんばん)もあります。石碑には、二度と津波でひがいにあわないようにという思いがこめられています。
![]() 石碑(せきひ) |
![]() 津波の看板(つなみのかんばん) |
![]() 津波の看板(つなみのかんばん) |
調査結果(ちょうさけっか)をいかそう
どこがあぶないか、どこが安全かをしらべたら、災害のときにどのように行動するかを、おうちの人と話して決めておきましょう。
家にいるとき
- 大人の人が近くにいないとき
- 学校に行くとき、帰るとき
- 家からはなれたところにいたとき
- 海の近くにいたとき など